防護服とは?選び方や着用方法について解説

防護服の選び方や着用方法

新型コロナウイルス感染拡大により、防護服の在庫が不足していることをご存知でしょうか?その結果、防護服の代替品として雨がっぱに大きな注目が集まっています。他にも、医療現場では、防護服不足により、ごみ袋を被って治療しているということも報告されています。

医療従事者でない方は、“新型コロナウイルス対策には防護服が役立つ”といわれても、今ひとつぴんとこないでしょう。今回は、防護服というものはどのようなものなのか、具体的な選び方や着用方法についてわかりやすく解説していきます。

【基礎から学ぼう】防護服とは?

防護服とは、さまざまな作業現場に存在する危険有害因子から作業者を守ることを目的に作られた服のことです。危険有害因子は、別名ハザードとも呼ばれています。ISO/JIS規格によって詳細が決められており、ほとんどのものは使い捨てとなります。

防護服が必要な現場

酸や有機薬品、アルカリ、液体、粒子状の有害物質を使用する場合は、防護服を使用しなければいけません。なぜなら、化学物質が浸透や透過してしまった場合、大きな事故につながってしまうからです。

このような化学物質に限らず、最近では、感染物質のばく露防止を目的に着用されることもあります。たとえば、街中で危険物質爆破事件が起きた場合、有害物質の濃度について調査する消防隊員は、防護服の着用が必要となります。

防護服着用の目的

なぜ、現場作業者は防護服を着用するのでしょうか。それは、有害物質を作業環境以外の場所へ持ち出さない以外にも、有害化学物質が皮膚に付着することを防止するという大きな目的があります。

一般的に防護服は、安価なものが購入される傾向にあります。確かに安価なものを購入すれば、大量に必要であったとしても企業の費用負担を軽減できるメリットがあるのかもしれません。

しかし、防護服の本来の着用目的や従業員の安全性を優先するのであれば、企業の費用負担だけに着目するのではなく、使いやすさや安全性、防護性などを確認して、良いものを購入することをおすすめします。

防護服の着方や脱ぎ方とは?

新型コロナウイルスの感染を防ぐには、正しく防護服を着用しなければいけません。与えられたものを自己流で着用していても、その効果を実感することは難しいでしょう。また、着用するだけではなく、正しい脱ぎ方というものもありますので、ひとつずつご説明します。

防護服の着方

まずは、動きやすく汗を吸い取りやすいインナーを着用しましょう。そして、インナー手袋をはめていきます。袖口をおおうようにはめることが着用のポイントです。ソックスは、ズボンの上にかぶせます。

作業着を用意して両腕と両足をとおすことができたら、ファスナーを首下あたりまでしめていきましょう。次に、くつをはいてシューズカバーを装着していきます。もし、ひもで結ぶ必要がある場合は、わすれないようにひもで結んでください。

そして、ゴーグルとマスクを装着します。ゴーグルは、必ず自分の顔のサイズとぴったり合うものかフィットテストをしてください。そして、ゴムバンドを調整して顔につけます。マスクも同様に、顔のサイズに合ったものを選びましょう。

防護服の帽子をかぶります。帽子をかぶる際は、髪の毛が出ないように注意してください。ファスナーは、あごの下まで来るように上げます。ファスナーカバーは、ファスナーを密閉するように口元部分までしっかりと貼り付けます。最後に、袖の上にくるようにアウター手袋を装着したら作業着の着用は完了です。

防護服の脱ぎ方(前編)

まずは、片方の手袋を裏返しながら外していきます。手袋が裏返ったら、片方の手袋をつかんで同じように裏返しながら外していきます。手袋を外す際は、パチンという音を立てることなくそっと静かに作業を進めてください。

そして、作業服のファスナーを下せるところまでおろしてしまいます。髪の毛や皮膚に触れることなく帽子を外していきます。介助者と助け合いながら、肩から服を脱いでいきます。手を袖の中に入れたら、手を後ろにして片方の手を脱ぎます。

これにより、両手を脱ぐことができます。絶対にしてはいけないことは、両手を前方で交差させることです。新型コロナウイルスがインナーに付着するリスクが高まるため、十分に注意しながら作業を進めてください。

防護服の脱ぎ方(後編)

作業服を内側に丸め込むように脱いでいきます。同時に、シューズカバーも外しましょう。このとき、インナー手袋は外してはいけません。次に、顔からゴーグルを外します。ゴーグルに付着した新型コロナウイルスが衣服に付着しないように慎重にゆっくりとした動作で外していきます。

そして、マスクを外す際は、ウイルスが付着しているリスクの高い表側に手で触れないように頭ひもをつかんで外します。インナー手袋の表面を消毒したら、アウター手袋と同じように裏返しながら手袋を外していきます。これで作業着を脱ぐことができました。

作業着使用時の重要なポイント

作業着を会社で使用するのであれば、正しく着用することも大切ですが、リスクを抑えた使い方をすることも大切です。次に、作業着を使用する際は、どのような点に注意するべきなのかご説明します。

危険有害因子とマッチする作業着を選ぶ

作業着には、タイベックやサラネックスなど、さまざまな種類があり、使用用途に応じて使い分ける必要があります。誤って使用状況とマッチしない作業着を着用してしまうと、大きな健康被害やケガにつながる可能性があります。

そのため、作業着を使用する際は、想定されるリスクや使用の目的など明確にしたうえで、正しいものを選んでください。

体のサイズに合ったものを選ぶ

作業着を着用する場合は、体のサイズに合ったものを選んでください。会社から与えられたものだからといって、体のサイズに合っていないものを着用するのは非常に危険な行為です。

作業着にできた隙間から危険な液体や粉じんが入り込んでくるかもしれません。そのため、初めて着用する作業着であれば、体にフィットしているのかということをしっかりとチェックしてください。

作業場所以外に持ち出さない

新型コロナウイルスの感染リスクの高い作業時に着用していた作業着は、絶対に作業場所以外に持ち出してはいけません。なぜなら、作業着に付着した新型コロナウイルスにより、二次被害が起きる可能性があるからです。

呼吸用保護具を使用する

作業着の着用に集中して、呼吸用保護具の着用を忘れることがないようにしてください。防毒マスクや防じんマスクなど、作業環境に合ったものを選び危険を回避しましょう。

作業着で新型コロナウイルスの感染を防止しよう!

新型コロナウイルスの急速な広がりにより、どこに感染リスクが潜んでいるかわかりません。そのような環境下で、会社で働く従業員の安全を守るには、防護服の存在が欠かせません。

株式会社ヨコモリ電池屋コーポレーションでは、新型コロナウイルスによる感染拡大を抑止するため、防護服の販売を行っています。正直、初めての防護服選びでお困りの方も多いのではないでしょうか。その際は、ぜひ弊社へ防護服の購入についてご相談ください。

Tags: 防護服

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ライフガーディアンズ運営事務局のメディアチームです。 新型コロナウィルスをはじめとした感染症、防災に関する記事を世界中より取り寄せ、日々記事にまとめています。

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